空調服は、長袖じゃないと意味がない!と思っていませんか?
実は、昨年は半袖タイプやベストタイプが大人気でした。
涼しいだけでなく、動きやすいというのも売れた理由です。
そこで、今年は、各社ますますベストタイプに力を入れています。
ベストタイプが人気の理由
発売当初、空調服には長袖しかありませんでした。
それは、上半身全体を涼しくさせるためには、袖も必要と考えられていたからです。
しかし、昨年くらいから、その考えは覆され、半袖・ベストタイプが良く売れるようになっています。
特に、ベストタイプが人気の理由は、3つ考えられます。
空気が抜けやすい
半袖やベストは、腕まで風が回らないから涼しくないと思われがちですが、実は間違いです。
長袖の場合、袖口にゆとりがないと空気が抜けにくいんですね。
作業するときには、袖口のボタンをしっかりと留めているので、空気がたまりやすくなります。
半袖は、袖口が開いているので空気が抜けやすく、ベストタイプは、腋がメッシュ仕様で、そこからどんどん空気が抜けていきます。
空気が流れる方が、断然涼しい…つまり、半袖やベストの方が涼しいんです。
作業しやすい
空調服を着ると、服全体が膨らみますよね。
細かい作業するとき、袖が膨らんでいると、手元が見えにくかったり、袖口から出てくる風の影響があったり、意外と邪魔になります。
半袖やベストは、袖のふくらみを気にする必要がないので、作業にも集中できますよ。
かっこいい
みなさんご存知の通り、空調服を着ると服全体が膨らみますよね。
涼しいのはいいけれど、やっぱりダサい!
膨らんでいない時には、そこそこかっこいいデザインにおしゃれなカラーでも、ひとたび膨らんでしまうと、残念って感じです。
もちろん、見た目よりも涼しい方が大切ですが…
半袖やベストは、膨らむのは胴体部分のみ。しかも空気が抜けやすいので、めちゃめちゃ膨らんでいる感じもなく、見た目もかなりいい感じです。
また、カジュアル感があるので、仕事以外でも気軽に着れそうですね。
半袖・ベストは日焼け対策が必須
半袖やベストタイプの空調服では、屋外作業の場合、日焼けに注意しなくてはいけません。
一日中屋外で作業してると、日焼けを通り越してやけど状態になることもあります。
日焼け防止に、長袖コンプレッションがおすすめです。
コンプレッションは、吸水・速乾性に優れているので、汗を素早く乾燥してくれます。
また、涼しく感じるクールタイプも多く販売されています。
半袖とベストどっちがいい?
長袖よりも半袖やベストがいいのは分かったけど、半袖とベストはどっちがいいの?と思っている人も多いのではないでしょうか?
価格は、半袖もベストもさほど違いはありません。むしろ、ベストの方が高い場合もあります。
しかし、動きやすさを考えると、断然ベストですね~。
コンプレッションとの組み合わせても、ベストの方がカッコイイ!
カジュアルな感じなので、仕事だけでなく、アウトドアや釣りなど趣味のシーンでも活躍します。
ただし、会社によっては、袖が付いた作業服ではないといけないところもありますので、購入前には確認してくださいね。
長袖じゃないとダメな場合も
こんなに大ヒット中のベストタイプですが、誰もが着られるわけではありません。
会社全体で長袖着用が義務付けられていたり、職種によって長袖でなくてはいけない場合もあります。
大きな会社では、安全第一を考えて、長袖着用のルールを定めているところもあります。
また、火を扱う現場では、火花でやけどする危険性もあるので、長袖を着用するべきです。
生地も、燃えにくい綿100%の空調服がマストです。
まとめ
いかがでしたか?
今年は、ベストタイプの空調服の売り上げがさらに伸びそうですね。
空調服メーカー各社も、ベストタイプのラインナップを増やしています。
空調ベストを検討中のあなた、売り切れる前に早めにゲットしてくださいね。