意外!熱中症は男性の方がなりやすい!その理由とは?

筋肉 熱中症

男性と女性、どちらが熱中症になりやすいかご存知ですか?

普通に考えると、体力のない女性の方が熱中症を発症しやすいと思いますよね。
ところが、男性の方が熱中症になりやすいんです。

熱中症患者のうち、約2/3を男性が占めています。
中でも、19~64歳では、男性が女性の4~5倍の数字になっています。

国立環境研究所の性別・年齢化級別に見た熱中症患者の発生率より

ここでは、男性が熱中症になりやすい理由について見ていきたいと思います。
 

男性が熱中症になりやすい理由

男性が女性よりも熱中症になりやすい理由は、下記の3点が挙げられます。

体温調節機能が低い

汗をかく男性男性が熱中症にかかりやすい一番の理由は、女性より筋肉量が多く、体脂肪量が少ないからです。
女性より男性の方が、筋肉量が10%程度多くなります。

筋肉は、大量の水分を蓄えることができます。
そのため、筋肉が多い方が脱水症状を起こしにくく、熱中症を発症するリスクも減ります。

しかし、一方で、筋肉には、熱を作るという役割もあります。
筋肉量が多いと、より多くの熱量を発するため、体温が上がりやすくなります。

また、体脂肪には、寒いときには熱を体内に溜め込み、暑いときは熱を逃がすという体温調整機能があります。
特に女性は、体質的に体温調節機能が優れているそうです。

筋肉量が多く体脂肪量が少ない男性は、女性に比べて体温が上昇しやすく、外気温の変化に対応しにくく、その結果、熱中症になる可能性が高くなります。


熱中症になりやすい労働環境

工事現場青壮年(19~64歳)では、作業中と屋外(作業中、運動中を除く)での熱中症の発生が半分以上を占めています。

これは、男女問わず、屋外で働く人は多いですが、中でも、工事現場や農業、林業などの激しい肉体労働は、圧倒的に男性の方が多いからです。

また、営業などで、日中外回りをするビジネスマンも要注意です。
外気と室温の差が大きいと、体に負担がかかります。

元々体温調節機能が低い上に、長袖の作業服やスーツなど、熱がこもりやすい服装で長時間屋外に居たり、気温差のあるところを出入りしたり、熱中症のリスクが高くなるのも納得ですね。

 

過労や飲酒など熱中症になりやすい状況

体調不良仕事で残業続き、取引先の接待や職場の飲み会など、お疲れ気味のサラリーマンも多いのではないでしょうか?

また、人手不足で、体調が悪くても休めないという人もいるでしょう。

疲れや寝不足などの体調不良は、熱中症の引き金となります。

また、アルコールには利尿作用があるため、飲み過ぎると熱中症の原因になります。


男性の熱中症対策

日傘男女による体質の差は改善できません。

とは言え、熱中症対策は、男性も女性も同じです。
ただし、男性は、少し意識して多めに水分補給したり、積極的に体温を下げる工夫をした方が良いでしょう。

≫熱中症を防ぐ3つのポイント

 
以前は、日傘と言えば女性だけでしたが、最近は男性用の日傘も販売されています。
外回りするときには、日傘を差すという選択肢もありではないでしょうか。

 
また、屋外で作業する場合は、ファン付き作業着や空調ヘルメットなどで暑さ対策することをおすすめします。