熱中症を防ぐ3つのポイントとは

水分補給する夫婦 熱中症

昨年、熱中症で救急搬送された人の数は、約95,000人と過去最多を記録しました。

地球温暖化により、年々暑さが厳しくなっている昨今、今年も熱中症になる人が増えると予想されます。

しかし、日ごろから注意することで、ある程度、熱中症を予防することは可能です。

ここでは、熱中症を防ぐポイントについて紹介します。

熱中症を防ぐ3大ポイントとは

熱中症予防の大きなポイントは3つあります。

  • 暑さに負けない体づくり
  • 暑さに備えた環境作り
  • 暑さをさける工夫

 
それぞれに細かく見ていきましょう。

 

暑さに負けない体づくり

適度な運動

ウォーキング熱中症を予防するためには、体の水分量を増やす、熱を放出しやすい体にすることが大切です。

筋肉は、脂肪と比べると大量の水分を蓄えることができます。

つまり、脂肪を減らし筋肉を付ければ、体の水分量が増え、熱中症になりにくい体を作ることができます。

 
また、日ごろから汗をかいて汗腺を鍛えることにより、熱を放出しやすい体になります。

適度な運動で、筋肉を増やし、いい汗をかくことで、熱中症の予防につながります。

※ただし、暑い時期の運動は、逆効果になる場合があるので注意して下さい。

≫運動と牛乳で熱中症予防


バランスの取れた食事

食事近年、隠れ栄養失調の人が増えています。

3食きちんと食べていても、栄養バランスが悪いと、栄養失調につながります。

体内の栄養素が十分でないと、熱中症のリスクも高まりますので、バランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。

また、汗と一緒に排出されるミネラル類を、毎日の食事で補うことで、熱中症が予防できます。

≫熱中症予防におすすめの食べ物


睡眠環境を整える

睡眠睡眠は、1日の疲れを取るために重要です。

疲れがたまっていると、体調不良だけでなく、暑い時期には熱中症になる危険性も。

明日に疲れを残さないよう、快適に寝ることができる環境を整えてください。


体調管理を心がける

体調不良二日酔い、寝不足、風邪気味など、体調が悪いと熱中症のリスクが高くなります。

日ごろから無理をせず、十分な休養を取るように心がけましょう。

アルコールには利尿作用があるので、飲んだ日には、いつもより多めに水分を摂ってください。


こまめな水分補給

水分補給熱中症予防には、水分補給は不可欠です。

日ごろから、喉が渇く前に水分を取るよう心掛けてください。

コップ1杯の水を1日8回程度取ると良いでしょう。

また、運動や暑い日の作業など、大量の汗をかいた時には、塩分を含んだスポーツドリンクを飲むことをおすすめします。


適度な塩分補給

塩分補給熱中症対策には、水分と一緒に塩分補給も大切と言われています。
しかし、誰もが塩分を補給するべきではありません。

日本人は、食事での塩分摂取量が多い傾向にあります。

熱中症予防には塩分も必要と過剰に摂ると、塩分過多による体への悪影響が懸念されます。

大量の汗をかいた時、食欲がなく食事から塩分が摂れない時に塩分を補給してください。

少し汗をかいたくらいであれば、食事で摂る塩分で十分です。


暑さに備えた環境作り

気温や湿度に気を配る

温度と湿度気温が高いと熱中症のリスクが高まることは当然ですが、実は湿度が高い時も注意が必要です。

気温がそれほど高くなくても、湿度が高いと熱中症になるケースもあります。

そこで、考案されたのが暑さ指数(WBGT)という数値です。
これは、温度・湿度・輻射熱をもとに計算されます。

毎年、4月から10月まで、環境省の熱中症予防情報サイトでは、暑さ指数(WBGT)予測値・実況値の情報提供を行っており、暑さ指数による日常生活に関する指針や運動に関する指針が示されています。

また、厚生労働省のホームページでは、作業者に関する指針も公開されています。

同時期、気象庁では高温注意情報を、日本気象協会では熱中症情報を提供していますので、ぜひ参考にしてください。

環境省 熱中症予防情報サイトの暑さ指数予測値・実況値を使用した「熱中症予防情報メール」を配信するサービスを行っている会社もあります。

≫熱中症予防情報メール配信サービスはこちら

≫日本気象協会 熱中症情報はこちら


室内の温度調節

エアコン高齢者や小さな子供は、室内でも熱中症になることがあります。

室内での熱中症を防ぐ温度と湿度の目安は、温度 28度以下 湿度 50~60%

クーラーは苦手とか節電の為とかでエアコンを使わない方もいらっしゃいますが、我慢せず室温調整しましょう。

ドライ運転にしたり、扇風機を使ったり、窓を開けて風通しを良くすることで、かなり効果があります。


直射日光を防ぐ

すだれ直射日光の当たる部屋では、当然ですが室温が上昇しますよね。
最近の住宅は、気密性が良いので、室温が上がるとなかなか下がりません。

これも、室内熱中症の原因になります。

昼間は、カーテンを閉めたり、すだれやよしずで日差しをさえぎることをおすすめします。


暑さを避ける工夫

涼しい服装

涼しい服装熱中症予防には、通気性の良い服や熱を吸収しにくい淡色系の服がおすすめです。
ゆったりとした服の方が、ぴったりした服よりもより涼しく感じられます。

また、吸水性や速乾性に優れた素材を選んでください。

工事現場や農作業など、炎天下で作業する場合は、ファン付き作業着(空調服)がおすすめです。


日差しをよける工夫

日傘外出するときには、帽子や日傘などで日差しをよける工夫をしましょう。

猛暑日には、必要以外は出かけないという選択肢もありだと思います。


冷却グッズを使用する

ネッククーラー昨年、ミニ扇風機を持ち歩いている人を多く見かけました。

ミニ扇風機だけではなく、ネッククーラーやクールタオル、冷却スプレーなど、様々な熱中症対策グッズが販売されています。

100均でも売られていますので、組み合わせて使ってみるのも良いのではないでしょうか。


まとめ

いかがでしたか?

熱中症予防は、ほとんどが簡単にできるものばかりです。
これくらいで熱中症が防げるのなら、やらない方が損ですね。

ぜひ、実践してみてください。

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