日本に制服文化が広まった理由とは?

高校生 雑学

ひと言で制服といっても様々な種類があります。

  • 幼稚園ではスモックや体操服
  • 中学・高校の学生服(小学校でも制服があるところがあります。)
  • 警察官や看護師の制服
  • 工事現場や工場従業員の作業服
  • オフィスで働く女性の事務服
  • 飲食店では調理服やユニフォーム

 
このように、日本では、制服を着る機会が多いですね。
職業によっては、幼稚園の入学から仕事をリタイアするまで、ずっと制服を着ていたという人もいるのではないでしょうか?

なぜ、日本ではこんなに制服が着られるようになったのでしょうか?

ここでは、日本で制服が普及した理由やメリットについて考察したいと思います。

 

日本で制服が普及した理由

日本人が制服を受け入れやすかったのは、下記の3つが考えられます。

保守的な国民性

島国である日本は、他民族から侵略を受けにくく、長期にわたり独立性を維持した単一民族国家です。

そのため、日本人は、昔からの習慣や考え方を尊重し、変化を嫌う保守的な傾向にあります。

多数派に属し、リスクを避ける、そんな保守的な考え方から、制服という文化が取り入れられたのではないでしょうか。

 

植え付けられた道徳感

勉強独立した国を維持するためには、国民を統制する必要があります。

そのため、私たち日本人は、昔から「目上の人を尊敬する」「規律を守る」「人とのバランスを考える」という教育を受けてきました。

「出る杭は打たれる」という言葉でも分かるように、目立つことあまり良しとはしません。

みんなと同じが一番という教育を受け続けた結果、制服を着ることに対して、違和感がないように思われます。


優越感をくすぐられる

みんなと同じが良いという教育を受けていても、やはり、人より良く見られたいという願望は誰にでもありますよね。

警察官や看護師など制服を見れば職業が、学生服の場合は学校が分かるように、制服は職業や学校の象徴になっています。

憧れの職業や優秀な学校の制服を着ていると、周りの人から尊敬のまなざしを向けられます。

みんなと同じ中でも、少しでも目立ちたい、制服はそんな願望を叶えてくれます。

 

制服のメリット

学生服や企業のユニフォームなど、制服には様々なメリットがあります。

 

識別しやすい

警官制服には、所属する学校や職業などを識別する役割があります。

制服により認識されるため、着ている人には責任感が生まれ、制服に見合った行動をするようになります。

また、デパートや銀行などは、お客様と従業員を見た目で判断できるよう制服を採用しています。

不特定多数の人が出入りする場所では、制服を着ていれば誰もが従業員と分かりやすいという利点があります。


協調性が生まれる

作業服同じ制服を着ているもの同士、協調性や連帯感が生まれます

特に、物を作る現場では、協調性や連帯感は不可欠です。

技術を誇る日本企業のほとんどが、制服や作業服を取り入れており、そのおかげで高品質な商品ができるといっても過言ではありません。

最近では、海外に工場を移転する会社も増えていますが、その行く先々でも制服を取り入れ、作業効率をあげています。


機能性

企業の作業服は、その職種に合わせた機能を兼ね備えています。

ポケットの位置まで計算されていたり、高所作業用には、ハーネスが取り付けられるようになっていたり…
夏の暑い時期には、涼しく作業できるファン付き作業着もあります。

デザインや素材、カラーも考えられていて、作業しやすくカッコイイ作業服も増えています。

日本の高水準の技術を守るためにも、ユニフォームや作業服はなくてはならないものなのかもしれません。

 

意識が切り替えられる

制服があると、仕事のオン・オフが切り替えやすいですね。

制服を着た時には「仕事モード」、着替えたら「プライベートモード」とメリハリがつき、作業効率も上がります。

 

時短&経済的

制服を着る側の人からすると、制服には大きなメリットがあります。

制服があれば、毎日着る服を選ぶ必要がありません。

朝から、どの服を着よう…なんて悩まなくて済むので、出勤前の貴重な時間を節約できます。

また、私服を汚す心配もなく、仕事用の洋服を買う必要もありません。

制服は、時間的にも経済的にも節約できる優れものです。

 

まとめ

いかがでしたか?

一時期、学校や企業では制服を廃止するところがありましたが、そのメリットやデザインの多様化により、見直されています。

個人的には、制服がある会社、無い会社で働きましたが、やはり制服の方が良かったと思います。

制服は没個性と言われるけれど、日本に根付いた制服文化はぜひ残してもらいたいものです。